AI は先端テクノロジーの中でも特に幅広い分野での活用が期待されているものであり、政策形成におけるその活用可能性を検討することは、政治行政を科学化・合理化することにつながる。政策過程は、「議題設定」⇒「政策立案」⇒「政策決定」⇒「政策実施」⇒「政策評価」という各ステージによって構成されるが、「議題設定」においては潜在的な要素間の関係性の明示化や将来予測において、「政策立案」においては、政策選択肢の提示や問題の構造化において、それぞれAI の活用が期待される。
雑誌名
弘前大学教育学部紀要
巻
124
ページ
31 - 40
発行年
2020-10-30
ISSN
0439-1713
書誌レコードID
AN00211590
著者版フラグ
publisher
その他のタイトル
A Study regarding a Use of AI for Policy-Making(first half)