@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:02000187, author = {安川, あけみ and 関, 琴羽}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Oct}, note = {加齢による体型変化,関節可動域の狭窄化,手指の巧緻性低下,身体バランスの不安定化等により,高齢者は着用できる衣服のデザインの制約を受ける場合が多々ある。しかし,市販の高齢者用やユニバーサルデザインの衣服はアイテムやデザインが豊富でなく,また,商業的な衣服の部分リフォームは高価である。そこで,文献より高齢者が着脱しやすい衣服の要素を調べ,高齢者に現れる様々な身体的変化に合わせた高齢女性のための衣服のリフォームを試みた。基本形の衣服として,既製服ではよく見かけるものの,高齢者にとっては着脱が困難な可能性のある3種類のワンピースを製作した。そして,種々の問題点を解決した5種類のリフォームワンピースを製作した。また,ワンピースを着脱しやすく,寒暖差にも対応しやすい上下二部式にリフォームした2種類のツーピースを製作した。さらに,裁縫が不得意な人にも可能な針と糸を全く使用しないリフォーム方法も紹介する。欧米と比較して地味だと言われる日本の高齢者の実情を調べ,衣服の若返りを提案する。デザインは気に入っているにもかかわらず,着用時や着脱時の不都合により着用を断念していた衣服を,簡単なリフォームにより使用できるようになれば,体型や身体機能の変化をきたした高齢者が,市販の衣服を自由に選択できるだけでなく,思い出の衣服を大切に着ることや,若々しい気持ちを保つことにもつながると考える。}, pages = {43--50}, title = {高齢女性にバリエーション豊かな衣服を}, volume = {130}, year = {2023} }