@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:02000191, author = {古川, 冬真 and 益川, 満治}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Oct}, note = {本研究の目的は,中学生を対象に陸上競技領域「ハードル走」において,ジグソー学習による生徒間の教え合いを重視し,生徒間の関係性を高めることを意図した授業実践を行い,快感情享受の観点から検証することであった.その結果,各授業前後において高揚感の上昇が認められ,単元前後において,「体育適応感尺度」の「連帯志向」が上昇した生徒が5名,低下した生徒が1名認められ,適応類型の変化が認められた.これらは,教え合いを重視したことで生徒同士が支え合う等の関わり合いが増え関係性が向上し,授業や生徒間の雰囲気に影響した可能性が示唆された.一方で,クラス替えをして間もないことや目標の違い等が要因となり,「連帯志向」が低下した生徒に対して,教員からの声掛けの工夫等の対応や授業準備を行う必要がある.このような授業実践を行うことで生徒の現在や将来の豊かなスポーツライフ実現へ繋がる可能性がある.}, pages = {73--77}, title = {中学校体育授業における生徒の関係性づくり :快適な感情享受に着目して}, volume = {130}, year = {2023} }