@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002327, author = {矢島, 忠夫}, issue = {99}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本考では、改作された12巻本『正法眼蔵』の諸巻を、対応する75巻本の諸巻と照合し、この「改作」の意味の一端をあきらかにする。  関連して、松本史朗氏の理解を検討する。それは、「如来蔵思想」を「基体説」と規定し、前期道元の『正法眼蔵』を「仏性顕在論」の立場からする「仏性内在論」の批判と捉える。また、仏性顕在論の立場から「仏性修現論」を説くことの論理的困難を指摘し、後期道元の『正法眼蔵』は、基体説を否定する「縁起説」によって、前期の仏性顕在論を批判するに至ったとする。  だが、後期『正法眼蔵』における「深信因果」「三世因果」「業報」の強調も、「十二支縁起」の意味での「縁起説」に直結するとも見えず、なお、前期「仏性修現論」の延長線上にあることも考えられる。, 弘前大学教育学部紀要. 99, 2008, p.15-31}, pages = {15--31}, title = {『正法眼蔵』の改作}, year = {2008} }