@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002374, author = {今井, 民子}, issue = {102}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Oct}, note = {L. メーソン(1792-1872)は、ペスタロッチ式音楽教育のアメリカにおける確立者であり、彼の代表的な歌唱教科書、『ペスタロッチ式声楽教育のためのボストン音楽アカデミーの手引』(1834)は、近代音楽教育の原典ともいわれる。本稿では、彼のヨーロッパ音楽に対する広範な知識のもととなった彼の大陸旅行に着目し、その見聞録『海外音楽便り』(1853)を検証し、宗教音楽、コンサート、音楽祭などの記述から、当時のヨーロッパの音楽事情とメーソンの音楽観を明らかにする。これらの中から、彼の厳格な音楽教育者として、また敬虔な宗教家としての側面が浮き彫りにされ、さらにやや古風で穏健な音楽趣味、アメリカにおける音楽文化向上への強い意欲も明らかとなった。, 弘前大学教育学部紀要. 102, 2009, p.33-38}, pages = {33--38}, title = {L. メーソンの『海外音楽便り』}, year = {2009} }