@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002429, author = {松本, 敏治}, issue = {105}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {ディスレクシアの原因として音韻処理能力の障害とする説があり、音韻処理能力の障害を検出する方法としては無意味語の読みが重要な手がかりであるとの指摘がある。本研究では、小学校1年生から高校生までの発達障害児160名に対して、一文字・有意味語・無意味語・イラストの速読および呼称課題を行い、その読み時間を計測した。 結果は次のようであった。1)同じ3モーラ単語であっても、無意味語の読み時間は有意味語に比べて顕著に延長した。2)学年にともなう短縮率で見ると、一文字・有意味語・イラストは、ほぼ同じ変化を示すのに対して、無意味語のみ異なる傾向を示した。3)160名中、8名で有意味語と無意味語の読み時間成績に大きな齟齬が見られた。4名は、有意味語で顕著な遅れを示しながら無意味語では問題を示さず、他の4名は無意味語で顕著な遅れを示しながら、有意味語には問題が見られなかった。, 弘前大学教育学部紀要. 105, 2011, p.81-86}, pages = {81--86}, title = {発達障害をもつ児童・生徒の有意味語・無意味語読み速度の発達的変化とそのディスクレパンシー}, year = {2011} }