@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002483, author = {蝦名, 敦子}, issue = {109}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、新学習指導要領で新しく設けられた[共通事項](小学校5・6学年)に記されている「奥行き」に着目し、小学校6年生の描いた「校内の風景」の授業実践から、その「奥行き」の理解について考察したものである。対象とする作品は6年生3クラス分で、117名分を資料とする。その結果、ほとんどの子どもたちは「奥行き」について感じ取っており、モチーフとして選んだ場所や物から多様な長さの奥行き感を見出した。その表現の仕方については、中学校で学ぶ一点透視図法だけではなく、空気遠近法、色彩の対比による遠近感が感覚的に捉えられている。本実践では、自分の見た奥行きについてよく理解され、表現されていると判断される作品は71点で、全体の約6割を占める。それに対して約4割の児童については、その奥行きを十分感じていても表現しきれていない実態が明らかになった。また、奥行きに関する描写力にかなりの幅があることも確認された。, 弘前大学教育学部紀要. 109, 2013, p.17-25}, pages = {17--25}, title = {小学校高学年の造形的特徴「奥行き」に関する一考察}, year = {2013} }