@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002514, author = {石出, 和也}, issue = {111}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {現在,音楽づくりや創作をはじめ,音楽科教育のさまざまな場面において,身の周りの音(環境音)を教材化した学習活動が実践されている。実践事例集などを俯瞰する限り,屋外で環境音を聴取して,それを言葉や視覚的素材にあらわす学習活動や,音地図を作成する学習活動などは数多く示されている。だが,サウンド・エデュケーションの活動の1つであるサウンドウォーク(引率者にしたがって参加随行者たちが環境音を聴取・探索しながら歩く活動)については,ほとんど示されてはいない。本小論の主眼は,どのような条件のもとで授業者がサウンドウォークを「音楽学習にする」ことが可能となり,学習者にとって「音楽学習になる」ことが可能となるのかを追究していくための,基礎的な視点を得ることである。授業者がサウンドウォークを音楽学習にするためには,サウンドウォークを「音楽的時空間の持続」としてみる視点が必要最低限の条件となる。他方,学習者にとってサウンドウォークが音楽学習になるためには,サウンドウォークに取り組む際の意識を「わたしは【何を】聴取しているのか」から「わたしたちは【どのように】聴取しているのか」へと転換することが条件となる。, 弘前大学教育学部紀要. 111, 2014, p.47-54}, pages = {47--54}, title = {音楽学習としてのサウンドウォーク}, year = {2014} }