@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002518, author = {伊藤, 聖子 and 太田, 敬子 and 加藤, 陽治}, issue = {111}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {日常,食に供する機会の多い果実から6種(リンゴ,キウイフルーツ,イチゴ,アボカド,バナナおよびパイナップル)選び,それぞれの可食部から水可溶性画分を調製し,オリゴ糖の分析および生理機能検索の一つとして,ヒト大腸ガン培養細胞COLO201に対する影響について調べた。各水可溶性画分はゲル濾過クロマトグラフィーでさらに数画分に分画し,最終糖濃度1 mg/mL に調製してガン細胞COLO201に添加,4日後の生細胞数から生存率を求めた。キウイフルーツ,イチゴおよびバナナは,いずれの画分もコントロールと比較してガン細胞COLO201の生存率にあまり影響がみられなかった。それに対してリンゴはオリゴ糖画分ⅡおよびⅢで,アボカドはオリゴ糖画分ⅡおよびⅤ,パイナップルはオリゴ糖画分Ⅰにおいてガン細胞増殖の抑制効果が示された。活性画分のオリゴ糖の構成糖分析を行った結果,リンゴの画分ⅡおよびⅢには,フコース,キシロース,グルコース,ガラクトースの比率から,キシログルカンオリゴ糖の八糖,九糖,十糖が含まれていることが示唆された。また,アボカドは,ガラクタン系多糖,キシラン系多糖あるいはアラビノキシランなどに由来するオリゴ糖の存在も示唆された。パイナップルはアラビノガラクタンやアラビノキシランに由来するオリゴ糖,また,フコース,キシロース,ガラクトース,グルコースなども含まれていたことから,微量ではあるがキシログルカンオリゴ糖も含まれる可能性が示された。, 弘前大学教育学部紀要. 111, 2014, p.83-88}, pages = {83--88}, title = {果実類の水可溶性画分由来オリゴ糖の大腸ガン培養細胞に対する影響}, year = {2014} }