@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002541, author = {髙瀬, 雅弘}, issue = {113}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、自然村とは異なる原理で構成された地域社会としての戦後開拓地において、女性たちがそこでの地域性や共同性をどのようにして形成していったのかを、聞き取り調査(ライフヒストリーインタビュー)に基づいて考察したものである。本稿では、地域性や共同性の基盤として、開拓の経験や記憶を位置づける。そのうえで、まず女性たちにおいて共有・継承されているものとしての、第一世代が伝える開拓の記憶の内容と、第二世代における受け止めを明らかにする。次に、記憶の継承にみられる女性の視点のもつ特徴について考察する。そして記憶の継承の仕方、ならびに継承の場となったものの意味について検討する。ここから明らかになるのは、多様な背景を持つ人々からなるひとつの戦後開拓地において、女性たちによる記憶の共有と継承、さらにはそれを支える場の存在によって、地域性や共同性が形成され、維持されてきた歴史的過程の一端である。, 弘前大学教育学部紀要. 113, 2015, p.23-36}, pages = {23--36}, title = {戦後開拓地のライフヒストリー(4) : 青森県鰺ヶ沢町山田野地区における女性たちの地域性と共同性}, year = {2015} }