@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002550, author = {松本, 敏治 and 崎原, 秀樹 and 菊地, 一文}, issue = {113}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {松本(2011, 2014)は、特別支援教育関係の教員に対してASD・ID およびTD の方言使用についての調査を行い、ASD において顕著に方言使用が少ないとする結果を得ている。松本・崎原・菊地(2013)は、方言の社会的機能説にもとづく解釈仮説を提出し、ASD の方言不使用の原因を対人的・社会的障害に求めている。しかしながら、幼児ASD においても方言不使用がみられるとの報告があり、上記の仮説では、この現象を十分に説明出来なかった。そこで、ASD 幼児の方言不使用について、理論検討を行った。本論では、ASD とTD の“模倣”にみられる 違いを端緒として、共同注意・意図読み等他者の心的状態についての理解が自然言語習得に及ぼす影響を議論するとともに、それらに困難を抱えるASD の言語習得のあり方を想定することで、ASD 幼児の方言不使用という現象を解釈しようと試みた。また、方言の社会的機能説による解釈についても心的状態の理解の側面から再検討した。, 弘前大学教育学部紀要. 113, 2015, p.93-104}, pages = {93--104}, title = {自閉スペクトラム症の方言不使用についての解釈 : 言語習得から方言と共通語の使い分けまで}, year = {2015} }