@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002570, author = {郡, 千寿子}, issue = {1}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {富山県の高岡市立中央図書館所蔵の資料を調査し、そのなかから「往来物」に分類できる資料について検討考察した。その結果、「佐渡家文書」に2本、「清水家文書」に2本、計4本の近世期版本の往来物資料が所蔵されていることが判明した。当該資料は、それぞれ「佐渡家」「清水家」で所蔵されていたものであり、実際に使用された家庭や背景が明らかであるという点において貴重である。目的別分類では、消息科往来が『新板庭訓往来』の1本、語彙科往来が『正音千字文』の1本、女子用往来が『女用文章綱目』『大宝百人一首紅葉錦』の2本という結果であった。資料の出版地域は、不明なものが2本、江戸が2本であった。 北陸地域における往来物資料の存在意義を考えるうえにおいて、富山県立公文書館所蔵資料の調査結果と合わせて、研究基盤となる調査報告である。, 弘前大学教育学部紀要, 115-1, p.1-8, 2016}, pages = {1--8}, title = {高岡市立中央図書館所蔵の往来物資料について}, volume = {115}, year = {2016} }