@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002580, author = {冨田, 晃}, issue = {1}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {人が人を食べる習俗をカニバリズムという。「獰猛野蛮の極み」といったイメージをもつこの言葉は、コロンブスによってスペインに報告され、その後、人肉を食らう裸族の想像画をともないながらヨーロッパ世界に広がっていった。「新世界」を「発見」したコロンブスは、まだ見ぬ異民族に対し、マルコ・ポーロによるアジアの話や、ギリシャ神話といった自分がもっている知識を総動員して「人食い人種カニバル」を想像した。それは、コロンブスが、自らの業績を輝かせ、野蛮な人々にキリスト教を伝える義務感を、キリスト教世界の人々に与えるためのレトリックだった。, 弘前大学教育学部紀要. 115-1, p.79-81, 2016}, pages = {79--81}, title = {コロンブスと食人伝説カニバリズム}, volume = {115}, year = {2016} }