@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002586, author = {森本, 洋介}, issue = {1}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿では「空気を読む/読まざるを得ない」ないし「管理型」道徳教育を乗り越えることを意図し、道徳教育で権利に関する問題と意思決定や判断力、そのための分析・評価能力の育成を有機的に関連させて子どもに考えさせる授業を構想する。そして主体的に価値について子どもが考え、判断する力を獲得すること、すなわちエンパワーメントを行う道徳教育を目指した小学校高学年を対象とした授業実践を行い、実践を振り返ることで、子どもをエンパワーメントする道徳教育のあり方を明らかにすることを目的とする。結果として、半数程度の児童に情報モラルに対して自分自身で問いを投げかけ、自分なりに考え、答えを出す能力がついたこと、その意思決定や判断のための分析・評価スキルも授業での分析や話し合いを通じてある程度培われたことがわかった。一方で残りの半数程度の児童は従来の情報モラルレベルの理解に留まってしまった。, 弘前大学教育学部紀要. 115-1, p.123-133, 2016}, pages = {123--133}, title = {情報モラルにおける保護主義からの脱却:エンパワーメントを目標とした道徳授業へ}, volume = {115}, year = {2016} }