@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00002647, author = {出, 佳奈子}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Oct}, note = {第二次世界大戦終結後の1940年代後半期、GHQ 統制下における日本の女性誌(少女雑誌を含む)においては、女性が「知的教養」を身につけることの必要性が声高に主張された。それに伴い、各種の少女雑誌は少女読者たちに向けて、学校教育における教科を鑑みつつ、女性としてもつべき教養をさまざまな記事を介して説くようになる。本稿は、当時、10代前半の多くの少女たちに支持された『少女倶楽部』(講談社)における美術観賞記事に注目し、そこで展開された西洋美術の紹介が、「教養」を求める戦後の風潮をもとに構成されていること、しかしながらそこには同時に、明治以来の良妻賢母の育成を旨とする女子教育観が依然として受け継がれていることを指摘していく。, 弘前大学教育学部紀要, 118, p.85-97, 2017}, pages = {85--97}, title = {終戦後の美術観賞教育と少女雑誌① ―1940年代後半の『少女倶楽部』における「教養としての美術鑑賞」}, volume = {118}, year = {2017} }