@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003407, author = {兼子, 直 and 大谷, 浩一 and 平野, 敬之 and 近藤, 毅 and 福島, 裕 and 小川, 克弘 and 中村, 幸夫 and 齊藤, 良治 and 管, るみ子 and 熊代, 永 and 武田, 明夫 and 立木, 均 and 鶴崎, 昌弘 and 中根, 充文 and 寺西, 孝司 and 後藤, 昌司}, journal = {精神薬療基金研究年報}, month = {Mar}, note = {抗てんかん薬(AED)による奇形発現防止のため,その発現に関連すると考えられる各種危険要因の相対的重要性およびAEDによる奇形防止の可能性を検討した.対象は従来からのAED療法を受けたてんかん妊婦とその児192例(A群)と妊娠前にAED投薬量を少なくし,かつ可能な限り多剤併用から単剤投与へとdrug regimenを変更したてんかん妊婦とその児145例(B群)である.A,B両群の奇形発現率はそれぞれ13.5%,6.2%であり,両群間には有意差が認められた(p=0.031).妊婦の出産時年齢,てんかんの病因,てんかん発作型での頻度がA群,B群問で有意に異なっていた(p<0.05).またAED投与剤数がB群で有意に少なく(p=near O),1日当たりのAED総投与量(drug score)も有意に(p=0.042)少なかった.出産時年齢,てんかんの病因,てんかん発作型での各カテゴリーで奇形発現率を補正してもB群の奇形発現率は有意に低かったが,drug scoreまたはAED投与剤数で補正すると,A,B両群間の奇形発現率に有意差は認められなかった.以上の結果から,奇形発現が13.5%から6.2%へ減少した主な原因はAED関連要因に由来し,AED投与法の改善により奇形発現はかなり防止可能と考えられた., 精神薬療基金研究年報. 22, 1991, p.88-94}, pages = {88--94}, title = {抗てんかん薬による奇形発現防止に関する研究}, volume = {22}, year = {1991} }