@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003519, author = {安藤, 嘉朗 and 熊谷, 輝 and 小井田, 潤一}, issue = {4}, journal = {弘前医学}, month = {Oct}, note = {application/pdf, チック症児5例の箱庭療法の過程を報告し,法則定立的な見地から検討した.従来の箱庭療法の報告 は症例記述的方法によるものであるが, 5症例の箱庭療法の経過を法則定立的に見ると,治療過程における 箱庭イメージの変遷に,バリエーションはあるものの次のような共通した段階が見てとれた. 1)問題の提示(脅威・禁止の存在,自由なエネルギーや攻撃性の封じ込めの表現). 2)左右や内外の分割と流動. 3)伯仲した「戦い」などの対峙・均衡. 4) 「耕し」「工事」の表現,あるいは作ったり壊したりの砂遊び. そして,このような箱庭イメージの変遷における法則性はチック症治療の一つの里程標になりうると思わ れる. さらに,これらの展開は,箱庭表現により患児の自我が,脅威にさらされ抑圧されていた内的衝動や攻撃 性と出会い,自律性を獲得していく過程であると考えられた., 弘前医学. 37(4), 1985, p.730‐741}, pages = {730--741}, title = {チック症の箱庭療法 : イメージ変遷の法則性について}, volume = {37}, year = {1985} }