@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003520, author = {小泉, 明}, issue = {4}, journal = {弘前医学}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 対象は, 「瓜2つ妄想」を呈した本邦での報告例17例に,自験例4例をつけ加えた21例である. その中,16例は分裂病, 2例は急性妄想状態で,パラフレニー,単純ヘルパス脳炎,診断不明のものなど がそれぞれ1例ずつである. 症例の女性優位性(21例中14例)が注目されるが,男性例(7例)も増加しており,特異な傾向とは見な し得ない. 不安・恐怖に対する基本姿勢は,洋の東西を問わず不変であるが, ヨーロッパ人の分析的思考に対比され る日本人の自他未分離の全体的思考形態が,originalと密接な関係を持つ姓名を有し,originalと同一の空 間からその分身として患者の妄想世界に出現する,本邦例に特異的なsosieの様相に投影されている.ま た,当妄想の発現機序を, 「唇気楼」のように変質したoriginalから発散される異和感に対する心理的解 決法の1つとしての,患者による「originalのsosie命名作用」であることが提唱された., 弘前医学. 37(4), 1985, p.814‐832}, pages = {814--832}, title = {わが国における「瓜2つ妄想」の精神病理学的研究}, volume = {37}, year = {1985} }