@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003531, author = {斎藤, 文男 and 橋本, 和明 and 和田, 一丸 and 佐々木, 俊徳 and 福島, 裕}, issue = {4}, journal = {弘前医学}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 過去35年間に受診した初診時40歳以上の成人発症てんかん患者99例を対象に,発作初発年齢が40歳未満 (A群)と40歳以後(B群)の2群に分けて臨床・脳波学的に検討した.両群ともてんかん類型の分布に大きな差 はなく,発作頻度も年数回以下の例が半数を占めた.初診時脳波ではA群は発作波が,B群では焦点性徐波がそ れぞれ有意に多かった.B群では病因の明らかになった例が有意に多く,両群とも頭部外傷が最も多い病因であ った.また,B群では,脳血管障害例は脳腫瘍例よりも発作初発年齢の遅い傾向がみられた.両群で病因の明ら かな例は,非側頭葉てんかん,側頭前部以外の限局性発作波および焦点性徐波と有意の相関があった. 5年間以 上経過観察しえた例では両群とも良好な発作消失率を示したが,脳波の改善率は低かった.老年期のてんかんは 疫学的にも病因論的にもなお未解明の部分が多く,その治療においても身体的・社会的問題-の対策が今後の課 題である., 弘前医学. 42(2), 1991, p.359‐366}, pages = {359--366}, title = {遅発性てんかんと老年期てんかん患者の臨床}, volume = {42}, year = {1991} }