@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003545, author = {青木, 昌彦 and 真里谷, 靖 and 渡辺, 定雄 and 甲藤, 敬一 and 安倍, 明 and 場崎, 潔 and 松倉, 弘明 and 阿保, 満 and 阿部, 由直}, issue = {2}, journal = {弘前医学}, month = {Dec}, note = {治療成績を向上させるための問題点を明らかにする目的で1985年~1995年に当院で三者併用療法を行なった新鮮上顎癌50例の治療成績について検討を行なった。男女比は31対19,平均年齢は59.2歳,約8割がIV期であった。全例の5年原病生存率は48.5%,5年局所制御率は46.7%であり,死因は局所再発による腫瘍死が大多数を占めた。N0症例,拡大手術例,総線量が50Gyの症例は,生存率と局所制御率が有意に良好であったが,T因子,組織型,5-FUの投与量は有意ではなかった。一方,生物学的等効果線量(cBED)が35Gy以上の症例は,35Gy未満と比べ局所制御率が有意に良好であった。比例ハザードモデルによる多変量解析では,N因子,根治手術,cBEDが,生存率と局所制御率に関する有意な変数であった。以上により,上顎癌の治療成績を向上し,機能と形態を温存しつつ局所制御を図るための放射線治療側の要因として,cBEDを大きくすること,すなわち照射を中断しないことが重要であると結論づけられた。, 弘前医学. 50(2), 1998, p.109-116}, pages = {109--116}, title = {上顎癌に対する三者併用療法の治療成績と問題点}, volume = {50}, year = {1998} }