@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003561, author = {近藤, 英宏 and 大畑, 崇 and 阿保, 満 and 青木, 昌彦 and 真里谷, 靖 and 阿部, 由直}, issue = {3/4}, journal = {弘前医学}, month = {Mar}, note = {放射線感受性試験として微小核形成法とcomet assay法はそれぞれ独立に検討されたが,これらの試験法について比較検討した報告はない。本研究では,二種類のヒト脳腫瘍細胞(星細胞腫由来Beckerと髄芽腫由来ONS76)を用い,標準的な放射線感受性をコロニー法で検定し,この結果を基に微小核形成法とcomet assay法について比較検討した。コロニー法では,BeckerはONS76に比較して放射線抵抗性であった。微小核形成法ではBeckerとONS76の感受性の差を検出できなかった。一方,comet assay法ではBeckerがONS76に比較してDNA損傷の程度がより小さく,その修復もより迅速であり,これらはコロニー法の結果と合致した。この結果,comet assay法は微小核形成法よりも放射線感受性を正確に反映し,かつ簡便・迅速な検査法として優れており,臨床的有用性が期待された。, 弘前医学. 51(3/4), 2001, p.110-118}, pages = {110--118}, title = {ヒト脳腫瘍細胞を用いたcomet assay法による放射線感受性試験}, volume = {52}, year = {2001} }