@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003569, author = {佐藤, 元哉 and 大黒, 浩 and 大黒, 幾代 and 高野, 淑子 and 山崎, 仁志 and 目時, 友美 and 宮川, 靖博 and 石川, 太 and 間宮, 和久 and 中澤, 満}, issue = {2}, journal = {弘前医学}, month = {Jan}, note = {application/pdf, カルシウム拮抗剤であるニルバジピンがRCSラットの網膜変性を遅延させるメカニズムを解明するため,ニルバジピン投与後の遺伝子発現の変化をmRNAプロファイリング,免疫組織化学およびウエスタンブロット法を用いて検討した.ニルバジピン投与および非投与のRCSラットの網膜をDNAマイクロアレイ法によるスクリーニングにて解析したところ,1101個の遺伝子中,21個の遺伝子が有意に発現変化しており,この中にはアポトーシスに関連する遺伝子が含まれていた.また,有意に発現増加した遺伝子の中には,神経細胞のアポトーシスヘの抑制的作用があるfibroblast growth factor 2 (FGF2)とactivity-regulated cytoskeleton-associated protein (Arc)が含まれていた.そこで,FGF2とArcの二者に注目し,ニルバジピン投与による両者のタンパクレベルでの発現を確認するため免疫組織染色法およびウエスタンブロット法にて解析したところ,両者の発現が網膜にて増加していることが確認された.本研究の結果から,ニルバジピン投与により内因性のFGF2およびArcの発現を増加させることが判明し,これらがニルバジピンの視細胞保護効果に関与している可能性が示唆された., 弘前医学. 55(2), 2004, 49-55}, pages = {49--55}, title = {mRNAプロファイリングを用いたRCSラットの網膜変性に対するニルバジピンの保護作用の解析}, volume = {55}, year = {2004} }