@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003611, author = {対馬, 史泰 and 小野, 修一 and 清野, 浩子 and 森本, 公平 and 大畑, 崇 and 長畑, 守雄 and 三浦, 弘行 and 阿部, 由直 and 対馬, 敬夫 and 鎌田, 義正}, issue = {2/3/4}, journal = {弘前医学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 肺癌診断に対して薄層CT (thin-sliceCT)による胸膜播種の術前診断が可能となってきたが,胸膜の良性病変との鑑別が困難な症例が存在する.肺癌の胸膜播種の診断能向上目的に.術前CTにて胸膜に病的所見の見られる症例について原発巣胸膜浸潤所見を検討した.対象は2003年1月より2005年12月までに肺癌として手術が施行され,術前CTが施行された138例(男性84名,女性54名,38-82歳,平均66歳)である.肺癌の術前CTを2名の放射線科医で評価した.葉間あるいは胸壁胸膜(臓側/壁側)の病的所見(不整な肥厚,′ト粒状影,結節影)の有無を検討した.胸膜に所見の見られた症例について,原発巣の進展,周囲浸潤を示す所見を検討した.肺癌138例中,術中に播種の判明した例は6例(4.3%)であった.6例全例に病理組織学的に原発巣の胸膜浸潤が見られた.術前CTでは31例(22.5%)に胸隈に所見が見られ,実際に播種のあった6例中5例は葉間胸膜に小結節影を認めた.また,胸膜播種陽性例には術前の薄層CTにて全例に原発巣と胸膜との接触が認められ,特に原発巣の胸壁胸膜浸潤および肥厚所見は偽陽性例に対し胸膜播種例で高頻度であった.術前の薄層CTにおける播種陽性例と陰性例の原発巣胸膜所見に差を認めたことから,胸膜に病的所見が見られた場合,原発巣を詳細に評価することが肺癌術前の胸膜播種診断に有用と思われた., 弘前医学. 59, 2008, p.104-109}, pages = {104--109}, title = {肺癌胸膜播種のCT診断 : 原発巣所見との対比}, volume = {59}, year = {2008} }