@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003675, author = {大久保, 愉一 and 松坂, 方士 and 高橋, 一平 and 檀上, 和真 and 中路, 重之 and 梅田, 孝}, issue = {2-4}, journal = {弘前医学}, month = {Jan}, note = {労働者のメンタルヘルスと社会環境学的要因を調査し,メンタルヘルスに及ぼすこれらの影響を調査した.東北,北海道の労働者6310名に家族構成,生活習慣,健康度,職場環境,抑うつ度(CES-D)をアンケートで聞き取り,CES-D と他の項目の関係を検討した.その結果,「仕事・職業満足度」「仕事裁量度」「仕事士気度」「上司関係満足度」「自己評価点」「健康度」「生活習慣点」「家族・友人満足度」で,低得点群に比較し高得点群でオッズ比が小さく,「悪対処数(問題となるストレス解消行動の数)」ではその逆であった.一方,「勤務時間」「時間外勤務」「仕事量質負担度」では有意な結果は得られなかった.以上より,わが国の労働者は地域社会・家庭のストレスを職場に持ち込み,さらにうつに対する感受性がうつ度に大きく影響していることが示唆された.また,仕事量質の影響は大きくなく,労働者のメンタルヘルス改善を考えた場合,社会精神文化を考慮した職場環境を構築することが重要と考えられた., 弘前医学. 61(2-4), 2011, p.104-113}, pages = {104--113}, title = {東北・北海道の労働者の抑うつ度に及ぼす社会労働環境因子の検討}, volume = {61}, year = {2011} }