@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003729, author = {是川, あゆ美 and 中野, 創 and 六戸, 大樹 and 赤坂, 英二郎 and 中島, 康爾 and 豊巻, 由香 and 澤村, 大輔}, issue = {2-4}, journal = {弘前医学}, month = {Dec}, note = {Buschke-Ollendorff 症候群(BOS)は近年LEMD3 遺伝子の変異により発症することが明らかになった.これまでは変異解析症例がきわめて少なく,病態と変異との関係が明らかになっていない.本研究では臨床的にBOS が疑われた1 家系について遺伝子変異解析を行った. 5 歳男児の発端者は背部と腹部に,無症候性,常色の円形または卵円形の扁平小結節を有していた.病理組織では真皮から皮下脂肪織内にかけて膠原線維の著明な増生を認めた.骨レントゲン写真は正常であった.発端者の父,姉にも体幹に同様の結節がみられた.骨レントゲン写真では,父の長管骨に骨斑紋症の像を認めた.以上よりBOS が疑われた.遺伝子変異解析を行った結果LEMD3 遺伝子のエクソン6 /イントロン6 接合部において,G がT に変わる遺伝子変異が同定され,発端者の父と姉にも同変異が検出されたことからBOS の診断が確定した.今回同定された変異がどのような病的意義を有するか,分子生物学的に議論する., 弘前医学. 62, 2011, p.117-121}, pages = {117--121}, title = {LEMD3 遺伝子のエクソン / イントロン接合領域に遺伝子変異を認めた Buschke-Ollendorff syndrome}, volume = {62}, year = {2011} }