@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003741, author = {西川, 陽平 and 松崎, 康司 and 木村, 一之 and 北村, 英夫 and 中野, 創 and 今泉, 忠淳 and 佐藤, 敬 and 澤村, 大輔}, issue = {1}, journal = {弘前医学}, month = {May}, note = {Retinoic acid-inducible gene-I (RIG-I)はウイルスの二本鎖RNA を認識すると1 型interferon (IFN)など多様な遺伝子の発現を誘導し,抗ウイルス作用を惹起する. 1 型IFN であるIFN-β はメラノーマにおける標準的な治療として有効性が確立されている.今回我々は,培養ヒトメラノーマ細胞を用いて,IFN-β 及び種々のサイトカインで刺激した際のRIG-I 発現および細胞増殖へ与える影響ついて検討した.各種培養ヒトメラノーマ細胞をIFN-β で刺激すると,多くの培養細胞ではRIG-I 発現が増強したが,唯一MeWo においてRIG-I 発現に変化がみられなかった.さらに,IFN-β添加においてRIG-I 発現能をもつ501mel では細胞増殖が抑制されたが,MeWo の細胞増殖能は不変であった.そこで,RIG-I 発現ベクターをMeWo に導入し,細胞増殖を検討した.その結果,MeWo 細胞の増殖はIFN-β により抑制され,RIG-I がIFN-β による細胞増殖抑制に重要な役割を担っていることが示唆された.このことよりヒトメラノーマ細胞にはRIG-I タンパク発現能をもたない群が存在すること,並びにメラノーマ組織別のRIG-I 発現レベルが,それをもつ患者のメラノーマに対してIFN-β がどのくらい効果をもつか決定する可能性が示唆された., 弘前医学. 63, 2012, p.21-27}, pages = {21--27}, title = {ヒトメラノーマ細胞におけるRETINOIC ACID-INDUCIBLE GENE-I発現との関連と細胞増殖}, volume = {63}, year = {2012} }