@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003759, author = {滝吉, 典子 and 中野, 創 and 澤村, 大輔}, issue = {1}, journal = {弘前医学}, month = {May}, note = {Papillon-Lefèvre 症候群(PLS)は掌蹠を含む四肢末端の潮紅と過角化,若年性歯周囲炎を特徴とする稀な常染色体劣性遺伝性疾患である.PLSはジペプジルペプチダーゼ(I DPPI)としても知られる酵素カテプシンC(CTSC)をコードするCTSC遺伝子の変異によって発症する.CTSCはシステインプロテアーゼであり,好中球エラスターゼなどのセリンプロテアーゼを活性化し,骨髄・リンパ球系細胞の炎症・免疫反応に関与する.今回我々は,CTSC遺伝子上にある比較的稀な一塩基多型(single nucleotide polymorphism: SNP)のひとつであるc.1357 A>G(p.I453V)と,PLSにおけるCTSC機能解析を行った.遺伝子型がc.1357A/Aである健常人に比し,c.1357A/Gの健常人におけるCTSC酵素活性は50%,さらにc.1357G/Gの健常人では10%と段階的に低下することが明らかになった.さらにPLS患者のCTSC酵素活性は1%以下であり,CTSC酵素活性がほぼ0になることよりPLSが発症することがわかった., 弘前医学. 64, 2013, p.65-70}, pages = {65--70}, title = {Papillon-Lefèvre 症候群 : カテプシンC 酵素活性が臨床症状にあたえる影響}, volume = {64}, year = {2013} }