@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003802, author = {金澤, 佐知子 and 細井, 一広 and 照井, 一史 and 下山, 律子 and 中川, 潤一 and 板垣, 史郎 and 早狩, 誠}, issue = {1}, journal = {弘前医学}, month = {Apr}, note = {本研究は,中枢移行性ACE 阻害剤(ACEI)による記憶保持亢進の機序を解明することである.中枢移行性ACEI(captopril),非中枢移行性ACEI (imidapril)およびARB(losartan)投与ラットでの脳内ペプチドの発現変化をHPLC 法およびTOF-MS 法を用いて検索した.その結果,TOF-MS 法では,captopril 投与群で特異的に発現が亢進するペプチドを多数検出できたが, その多くは質量数3,000以下であった.なお,これらの質量数はすべて一価イオンとして検出されたことから,すべて物質固有の質量数を反映していた.検出した質量数は,ACE が分解する脳内ペプチド(LH-RH,substance P, β-neoendorphin, neuromedin B, LVV-hemorphin-7, amyloid β-protein)やinsulin-regulated aminopeptidase(IRAP)の基質と考えられているvasopressin とは異なる値を示した.脳内にはACE やIRAP 以外にも活性中心にZn2+を有するメタロプロテアーゼが存在することから,今回得られた多くの質量数は,キレート形成能を有するcaptoprilにより阻害されたメタロプロテアーゼの内在性基質の可能性がある., 弘前医学. 65, 2014, p.95-103}, pages = {95--103}, title = {中枢移行性アンジオテンシン変換酵素阻害剤投与によるラット脳内ペプチド性物質のプロファイリング}, volume = {65}, year = {2014} }