@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00003816, author = {細井, 一広 and 照井, 一史 and 中川, 潤一 and 下山, 律子 and 津山, 博匡 and 板垣, 史郎 and 土田, 成紀 and 早狩, 誠}, issue = {2-4}, journal = {弘前医学}, month = {Sep}, note = {Solt-Farber 法にて発現誘導したラット肝前がん病変でのcyclophilin B(CyPB)の発現変化についてCyPB に対するペプチド抗体を用いて解析した.Diethylnitrosamine(DEN)を腹腔内投与後,2-acetylamino-fluorene(FAA)を経口投与し部分切除を行った群において,部分切除3 週より特異的な腫瘍マーカーであるGST-P の強力な発現誘導が認められ,前がん病変の形成を確認した.抗N末端抗体は正常ラットおよび化学発癌を施行した肝臓および精巣に分子量約20 kDaのバンドを認め,そのバンドはCyPB であることが推定された.前がん病変でのCyPB の発現は肝切除後1 週から上昇し, 6 週まで発現量は約2 倍であった.また,血清でのCyPB の発現は肝での発現から遅れて4 週より徐々に上昇し7週で約1.6倍であった.以上から, CyPB は肝癌の腫瘍マーカーの候補の可能性が示唆された., 弘前医学. 65(2-4), 2014, p.164-172}, pages = {164--172}, title = {ラット肝化学発癌過程におけるcyclophilin B の発現変化}, volume = {65}, year = {2014} }