@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00004586, author = {徐, 小淑}, issue = {9}, journal = {弘前大学大学院地域社会研究科年報}, month = {Mar}, note = {現代中国の高等学校社会系教科を分析することによって、中国経済教育の構成原理が社会主義市場経済下での経済認識と経済的価値観の統一的育成を図ることにあることを論じた。具体的には、高等学校社会系教科『思想政治』を分析することによって、目標・内容・方法を明らかにした。経済教育に関連する3 科目のうち、必修『経済生活』は、現在の社会生活に関連した市場経済に関する概念・理念の理解を図り、社会主義市場経済の課題を社会主義的理想で乗り越えようとする経済生活・理念理解学習である。選択科目『経済学常識』では、経済思想的、経済史的に古典派、マルクス、ケインズ経済学と社会主義市場経済に関連する理論の習得を図ることによって、社会主義市場経済の拡充発展を探究する課題解決的経済思想史学習である。さらに、選択『公民道徳と倫理常識』では、社会主義市場経済下での経済問題(格差、生命、環境)を扱うことによって、市場理念と中国独自の社会主義制度・理念の追求によって均衡ある道徳的主体の形成を図る経済理念追求学習である。以上の3 科目を通した『思想政治』の構成原理は、市場経済の概念や理論を習得させる一方で、社会主義イデオロギーを通した倫理・道徳の教化を図る、知性と徳性の統一的育成にある。すなわち、経済認識と経済的価値観の統一的育成である。, 弘前大学大学院地域社会研究科年報. 9, 2012, p.3-22}, pages = {3--22}, title = {中国高等学校社会系教科『思想政治』における経済教育 : 社会主義市場経済下の経済認識と経済的価値観の統一的育成}, year = {2013} }