@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00004991, author = {加藤, 博之 and 廣田, 和美 and 松谷, 秀哉 and 大沢, 弘}, journal = {21世紀教育フォーラム}, month = {Mar}, note = {平成22年度から始まった医学部医学科2年次の新カリキュラム「地域医療入門」の授業と、その一環として行われたワークショップ授業について報告をする。「地域医療入門」は、本学学生に本県の地域医療についての理解を深めることを目的として開講された。県内各地の大小さまざまの診療機関から地域医療に従事している医師を講師として招き、前期毎週火曜日に講義を行って、本県の地域医療の実情、課題、やりがい、そこで行なわれている研修や教育などを紹介している。さらに12回の講義ののち、ワークショップ形式の授業を行なって本科目のまとめを行なっている。ワークショップでは、学生を8~9名ずつ13の小グループに分け、「私の考える地域医療のやりがいと課題」をテーマとして、KJ法を用いてアイデアを出し合い、討論を通じてプロダクトを作成し、全員の前で発表した。学生たちの意見は、地域医療には大きなやりがいあり、実際に各医療機関の医師たちは情熱をもって取り組んでいる反面、解決すべき問題も多く、それらの調和をいかに取るかが課題であるとのまとめが多かった。医学部低学年のうちから、地域医療に対する関心を育て、かつ地域医療を多面的に、柔軟に、肯定的に捉えるよう教育し、さらに高学年での地域医療実習につなげていくことにより、積極的、能動的に地域医療に取り組む姿勢を医学生に涵養してゆくことが、地域医療の将来にとって重要であると思われる。, 21世紀教育フォーラム, 7, 2012, p.37-44}, pages = {37--44}, title = {医学科2年次教育科目「地域医療入門」におけるワークショップ授業の教育効果}, volume = {7}, year = {2012} }