@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00005273, author = {郡, 千寿子}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {新潟県の長岡市は戦時中の空襲火災により、長岡駅近くの中心市街地とその周辺は全滅に近い被害を受けたため、古い文献資料は残存していないと推測されたが、今回の調査で資料保存の一端を明らかにすることができた。北陸地域における往来物資料の存在意義を考えるうえにおいて、富山県立公文書館や高岡市立中央図書館の調査結果に加えて、基盤となりうる調査の一報である。長岡市立中央図書館文書資料室所蔵の目録を調査し、「往来物」に分類できる該当資料を選別した。その結果、「古志郡浦瀬村斯道館資料」に7本、「横山家文書」に10本、計17本の近世期版本の往来物資料が所在していることを確認した。「古志郡浦瀬村斯道館資料」の該当資料は、文書資料室が、2004(平成16)年10月23日に発生した新潟中越大震災で被災した「歴史的資料の救済」「震災関連資料の収集」という震災対応業務の活動によって収集保存された資料の一部である。本稿では、「古志郡浦瀬村斯道館資料」の該当資料7本について書誌を含めて報告する。目的別の分類では、教訓科往来が1本、消息科往来が3本、歴史科往来が1本、産業科往来が2本という結果であった。また出版地別の分類では、7本すべてが江戸の出版であることを確認した。}, pages = {1--8}, title = {新潟長岡「斯道館資料」の往来物について}, volume = {119}, year = {2018} }