@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00005588, author = {小瑶, 史朗}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は戦後史学習を再構築するための基礎的作業として、歴史教育者協議会の研究活動の歴史的分析に取り組み、その到達点と課題を明らかにしつつ、今後の改革にむけた焦点を探るものである。その際、1950年代初頭、1970年代初頭、1990年代初頭という三つの時期を取りあげ、各時期に刊行された代表的な書籍の分析に取り組み、戦後の各段階で「戦後日本」がどのように問われ、いかなる学習プランが構想されてきたのかを検証している。そして、各時期の戦後史理解の特質と変遷を整理したうえで、昨今の歴史教育をめぐる情勢を踏まえながら、①世界史的視野からの探求、②現代を生きる子どもたちの生活経験や社会意識との接合、③「包摂/排除」の視点からの問い直し、という三つの焦点を析出して今後の方向性を展望している。}, pages = {29--40}, title = {戦後史学習の再構築に向けて ―歴史教育者協議会における議論の足跡を手がかりとして―}, volume = {121}, year = {2019} }