@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00005609, author = {吉崎, 聡子 and 福島, 裕敏 and 豊嶋, 秋彦 and 吉中, 淳 and 平岡, 恭一}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本報告においては,弘前大学教育学部が2011年度入学者より実施してきた教員養成カリキュラムについて,2011年度~2014年度入学者を対象とし,卒業時質問紙調査における自由記述回答の計量テキスト分析を通じて効果検証をおこなった。結果,教員養成カリキュラムの良い点は様々な教員や附属学校園の協力のもとに多くの実習を経験し,教育に関する幅広い知見を得たこと,改善点は小中学校教員以外を目指す学生の疎外感・不満を招きやすいことやより高い実践力向上をもたらすカリキュラム内容となっていないことであった。この分析を通して,学生指導・支援体制の整備・充実が奏功していること,その一方で教員志望者以外は疎外感を,教員志望者にはカリキュラムからの学びの不全感を与えていることが明らかになった。今後教員養成を中軸としながらも,様々な背景を持つ者たちが教育についての理解を深め,既存の小中学校教育にとどまらない教育の在り方を保証する教員養成カリキュラム・組織の在り方を検討する必要がある。}, pages = {219--229}, title = {教員養成カリキュラムの効果検証 -卒業時学生アンケートにおける自由記述の計量テキスト分析}, volume = {121}, year = {2019} }