@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00005834, author = {吉田, 美穂}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Oct}, note = {外国人散在地域では,支援にあたる教員や支援員などの体制が整っておらず,外国につながる子どもが日本語教育をはじめとする適切な教育支援を受けにくい状況が生じている。学校現場が意欲的に教育支援に取り組んだ場合も,その経験や知識は蓄積されにくく埋もれてしまいやすい。本論文は,散在地域である青森県における受け入れの一事例を分析し,どのような資源や学校の取組が,外国につながる子どもの学習を保障したかを考察した。対象事例では,校長が直接国際交流協会に働きかけて確保した母語話者の支援ボランティアが,教科内容理解のための通訳だけでなく,異なる学校文化や生活習慣へのガイド,保護者への支援などに大きな役割を果たし,担任・教頭・教務主任による校内指導体制が整えられ,子どもの学力が保障されていた。今後は,教育委員会が,こうした資源や取組についての情報を,関係機関と連携しながら積極的に蓄積し,支援体制を検討する必要がある。}, pages = {167--177}, title = {外国人散在地域における外国につながる子どもの教育支援 - 青森県における受け入れの一事例の分析 -}, volume = {122}, year = {2019} }