@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00005916, author = {葛原, 秀人 and 田中, 義久}, journal = {クロスロード : 弘前大学教育学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,「一次関数とみる」ことの困難性を解消にするための授業構成を計画・実施し,その有効性を明らかにすることである。このために,複数の独立変数が存在する教材を用いて従属変数との関係を考察する場面を設定した授業を実施し,授業プロトコルや生徒のワークシートの記述や学習感想を分析した。  その結果,教材:「ペットボトル飲料の温度変化」で「一次関数とみる」ことを経験した上で,教材:「100m走世界記録と記録された年代」の考察では,点のグラフの傾向を直線とみなすことに困難を示していた生徒は,教材:「桜の開花日の予測」における複数の独立変数による相関図を考察の対象として比較・検討したことにより,生徒は一次関数とみて考察してよいと,考えが変容した。これにより,複数の独立変数がある資料をもとに相関の強弱を比較することが有効であることを示すことができた。}, pages = {1--10}, title = {「一次関数とみる」ことの困難性の解消を志向した授業構成とその実践}, volume = {24}, year = {2020} }