@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00005928, author = {栩内, 伸子 and 森, 修子 and 加賀谷, 紀 and 榊, 美香 and 増田, 貴人}, journal = {クロスロード : 弘前大学教育学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {特別支援学校高等部において,知的障害のある生徒同士による活発な話し合いをすすめるための教師の働きかけを検討するために,教師による生徒への関与の程度に関する方針に沿って,作業学習「接客」における生徒間及び生徒-教師間の相互作用を分析した。その結果,以下の3 点の示唆が得られた。第一に,教師が話し合いの内容に関与するように指導を展開した場合,生徒の発話量が減少するが,連続的発展発話が活性化していたことが示された。第二に,教師が話し合いの内容にほぼ関与せず生徒主体で話し合うよう指導を展開した場合,生徒の発話量が増加するが,出てきた意見への同調・同意に留まり双方向的議論に発展されなかった。第三に,教師が問い返しや投げかけにより生徒の発話を促すようファシリテーションに徹したとき,生徒の発話量が確保されるとともに連続的発展発話による話し合いの深まりも示されていた。話し合いの指導においては,生徒たちが意見をふまえた議論そのものの検討に注力できるよう,教師が進行にかかる側面を補完しながら話し合いを指導する必要性が示唆された。}, pages = {97--106}, title = {作業学習「接客」における知的障害生徒の活発な話し合いをめざした教師の働きかけに関する実践的研究}, volume = {24}, year = {2020} }