@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00006052, author = {古村, 健太郎 and 相馬, 敏彦 and 山中, 多民子 and 杉山, 詔二}, journal = {弘前大学教養教育開発実践ジャーナル}, month = {Mar}, note = {恋人間暴力の加害と被害のどちらも、思春期や成人初期の若者の心身の健康や発達、社会適応に対するリスク因子となりうる。そのため、早期から恋人間暴力を予防するための実践が必要性である。近年では、恋人間暴力を未然に防ぐことを目的とした1 次予防が盛んに行われている。しかし、恋人間暴力の1 次予防には、プログラムに参加する人々の動機づけを高める工夫が必要などの問題がある。このような背景を踏まえ、本研究は、恋人間暴力に対する1 次予防のプログラムで使用するための、恋人間の否定的相互作用を描いた場面を作成し、その場面における対処行動の行使可能性を検討した。この際、否定的相互作用の特徴と対処行動の行使可能性との関連についても検討した。その結果、主張的行動や攻撃行動の行使可能性は、別れの理由になる可能性が高いことや二者が対等ではないことといった場面の特徴と関連した。一方、受忍行動の行使可能性は、別れの理由になる可能性が低く、二者が対等であると感じるような場面の特徴と関連した。これらの結果から、恋人間暴力に対する1 次予防で用いる否定的相互作用の場面の用い方について考察した。}, pages = {27--37}, title = {恋人間暴力に対する1 次予防プログラムに関する探索的検討 - ネガティブな相互作用における対処行動の行使可能性に着目して}, volume = {4}, year = {2020} }