@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00006054, author = {髙橋, 憲人}, journal = {弘前大学教養教育開発実践ジャーナル}, month = {Mar}, note = {従来の参加型アートでは、芸術家により芸術活動のプランが予め規定されているため、参加者が得るのは芸術家や他の参加者と協同してプランを成し遂げた達成感に留まる場合が多い。故に、参加者自身が環境のなかのモノゴトを芸術の資源として再発見し、それらを素材に新たなモノゴトを創造していくエコロジカルなプロセス(これをティム・インゴルドは照応と呼ぶ)が展開せず、参加者自身の主体的な創造活動が実現されないという問題点がある。  そこで、シェーファーが考案した一般市民向けの音楽教育プログラム「サウンド・エデュケーション」をエコロジカルな芸術実践のモデルとして参照し、考案した造形芸術ワークショップを大学教養教育の地域志向科目で試行した。その結果、写真やフロッタージュ、スタンピングを介在させテクスチャへの気づきを促しやすくすることが、主体的な環境との関わりから導かれる受講者たちの創造活動を促進することが示唆された。}, pages = {49--64}, title = {大学教養教育における地域アート実践の試行}, volume = {4}, year = {2020} }