@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00006127, author = {増田, 貴人}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Oct}, note = {本研究は、小学校への登校を渋っていた発達障害女児を育てる保護者の語りをとおして、児の中学校進学をめぐってどのようなことを考え、どのような心情を抱くのかを明らかにすることを目的とし、インタビュー結果を定性的に分析した。コーディングとカテゴリー化の結果、最終的に≪子どもの就学・将来≫、≪子どもの不登校≫、≪子どもの障害≫、≪母親としての自己≫、≪人的資源≫の5つが抽出された。発達障害児の就学をめぐる保護者の考え・心情は、就学に直結する話題にとどまらず、母親の現在の心境やそれを支えてくれる人的資源との関係に至るまで多岐にわたりそれぞれにポジティブ/ネガティブいずれの側面の心情が短いスパンのなかで絡み合い、アンビバレントに構成された複雑な様相を示していたが、その背景には、児の障害特性の受容過程で感じていた様々な心情が進路選択を機に再燃していたものと考えられた。}, pages = {103--112}, title = {登校を渋る発達障害児の中学校進学をめぐる母親の心情に関する質的分析}, volume = {124}, year = {2020} }