@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00006289, author = {上村, 弘子 and 山田, 玲子 and 葛西, 敦子 and 松枝, 睦美 and 三村, 由香里 and 福田, 博美 and 佐藤, 伸子}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,先行研究において「学校看護」という用語がどのように取り扱われてきたのかを「学校看護」を議論した文献を中心に概観し,養護教諭養成における「学校看護」のとらえ方に関する動向を明らかにすることを目的とした。  「学校看護」をキーワードとして抽出された82件の文献を分析した結果,「学校看護」は,1980年代に広く使われ,議論された用語であった。1980年代は,看護に関する知識・技能を用いて展開する「養護活動」のことを指していたと考えられるが,当時の議論は,位置づけに関する議論「看護の一部としての養護」なのか「養護の一部としての看護」なのかについての議論が中心であった。とりわけ,救急処置に関する事項は,看護能力を必要とすることは明白であったが,一方で,学校(養護教諭)独自の技術や能力が必要であることは,多くの文献に共通した指摘事項であった。1990年以降は,養護教諭の活動に対して「学校看護」を使用することそのものが少なくなった一方で,養護教諭養成においては,「看護学」10単位の修得が必須であり,養護教諭が養護実践を展開する上で必要な看護に関する知識・技術を「学校看護」または「学校看護学」としてとらえていた。しかし,その内容は統一されていないことから,「学校看護」に関する検討を行い,養護教諭の実践において学校で必要とされる看護を取り上げることの重要性を,共通して論じていた。}, pages = {197--207}, title = {養護教諭を巡る「学校看護」のとらえ方についての動向}, volume = {125}, year = {2021} }