@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00006298, author = {宍倉, 慎次}, journal = {弘前大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報}, month = {Mar}, note = {今日の高校教育改革において,各学校がミッションと育てたい資質・能力等を明確化し,カリキュラム・マネジメントにより教育活動の改善を図っていくことが求められている。本稿では,筆者の勤務校における資質・能力の実現に向けた学校経営方針の修正,評価の在り方と結果の活用,シラバスの作成,授業評価と教員自己評価の取組,そしてミドルリーダーの育成を意図した取組について紹介してきた。本稿を通じて,①いずれの取組においても,その基軸となっているのは,育てたい10の資質・能力であり,それが「共有ビジョン」として明確化されることにより,学校目標の設定,学校全体の教育活動や授業の位置付けとその到達度の評価,さらには個々の教員の活動と自己評価が一貫性をもつものとなっていったこと,②教職員・生徒・保護者等の当事者の課題意識を起点としたコミュニケーションを通じたPDCAサイクルを行ない「共有ビジョン」を形成していく上でも,この資質・能力は重要な役割を果たしていたこと,③こうした「共有ビジョン」を形成し,それにもとづいた教育活動の実施とその改善を図る上で,ミドルリーダーは,とりわけビジョンの具体化,日常の教育活動に潜む課題の顕在化・明確化・共有化とその改善に向けた方向性の提示等において重要な役割を果たしていたことを,明らかにした。}, pages = {59--73}, title = {教育課程編成を軸とした学校経営に関する一考察 ─ミドルリーダーを中心とした学校目標にもとづく資質・能力育成に向けたカリキュラム・マネジメントの取組─}, volume = {3}, year = {2021} }