@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00006517, author = {勝川, 健三 and 松山, 信彦}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Oct}, note = {2015年度から幼児教育現場で領域「環境」および食育基本法を下敷きにスクールガーデニングを実践,幼児の行動観察を行った。4歳児クラスでは,ジャガイモの露地栽培とミニトマトのPET ボトル栽培,5歳児クラスではサツマイモの露地栽培,ラッカセイの袋栽培,チューリップの水耕促成栽培を実践したほか,2020年度には園庭に「四つ葉の頻度が高い」シロツメクサの系統を定植し,幼児の行動を観察した。  幼児は,4歳児・5歳児クラスともに,農具を扱うための技術がないだけでなく,基礎的体力や握力がないことが窺われたことから,幼児が栽培活動を円滑に行うためには幼児の発達に即した工夫が必要であると考えられ,本報告でその実践の様子を紹介した。  チューリップの水耕促成栽培では,レコーダーとビデオカメラを用いて幼児の行動を記録した。幼児は自ら植え付けたチューリップを自発的に観察し,その発根・出芽・開花に一喜一憂している様子が見て取れた。また観察して得られた「発見」を筆者や担任教諭等に積極的に伝えていたりする行動も頻繁に観察され,栽培活動は幼児の行動及び意識の変容を促す有用なツールであることが示唆された。}, pages = {131--142}, title = {領域「環境」における栽培活動の実践と行動観察}, volume = {126}, year = {2021} }