@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00007096, author = {羽賀, 敏雄}, journal = {弘前大学教育学部附属教育実践総合センター研究員紀要}, month = {Mar}, note = {青森県津軽地方の中南地区,西北地区の公立小学校と中学校 全校を対象に,現職教員の意識調査を行い,教員を目指す学生を,地域の学校へ教育支援に派遣する可能性を探った。学校行事に住民が参加するなど学校の地域への開放が進んでいる。地域を活用した体験学習を,子どもの問題発見・解決の学習方法と認識する教員が多いが,その効果が発揮されていると考える教員は必ずしも多くはなかった。学校現場では地域の豊かな自然と伝統産業・文化を活用した体験活動が実践されており,子どもの安全性の確保などについて支援の要望が多かった。学習支援に対する要望は最も多く,確かな学力向上を意識したものと見られる。教員養成課程で育成が期待される「実践的指導力の基礎」の意味は何かとの問いに対しては他者の気持ちがわかる豊かな人間性及び社会人としての常識があることなどと答える教員が多く,学生は子ども理解のためのふれあい活動の他に,教員,保護者行政,地域住民との多様な交流が必要となる。 地域の教育に貢献するために,学生の特技や希望支援可能な期日等のリストを作成し,教育現場の希望条件とのマッチングを効率的に図る必要がある。青森県に唯一存在する教員養成学部として,教育現場に即した実践的な教員を養成することなど,地域の弘前大学教育学部に対する期待は大きい。}, pages = {99--110}, title = {学生による地域への学校教育支援の可能性と実践的指導力の基礎 一青森県津軽地方中南地区と西北地区の公立小学校および中学校教員の意識調査をもとに一}, volume = {2}, year = {2004} }