@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00007119, author = {加賀, 恵子 and 三上, 真喜子}, journal = {クロスロード : 弘前大学教育学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,中学校家庭科において家族が協力・協働して家庭生活を営むことに対する認識を深めるとともに,自らの生き方を展望することができるよう「生活時間」と「赤ちゃん人形のお世話体験」を教材とした授業を構想・実践し,その効果検証を行った。家族の協力・協働が必要不可欠な赤ちゃん人形を用いたお世話体験により,生徒は家族や家庭生活に支えられてきたことを感じ取り,日常の仕事と生活のバランス,自分や他者との関係性,社会のあり方などをみつめてこれからの自分の生き方を考えるなど,心情主義に陥ることなく学びを深めることができた。手立てとして,多様な家族の設定,家族員の生活時間の可視化,統計資料を基にした社会科学的な認識の獲得,柔らかな布製の赤ちゃん人形を用いたことなどが有効に機能したと考えられた。このことにより,本教材による授業は,直接人とふれあう体験が難しい場合においても,その代替が可能であるとの示唆を得た。}, pages = {33--42}, title = {生活時間と赤ちゃん人形のお世話体験を教材とした授業の有効性}, volume = {27}, year = {2023} }