@article{oai:hirosaki.repo.nii.ac.jp:00007157, author = {杉江, 瞬 and 小林, 春樹 and 長南, 幸安}, journal = {弘前大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {現在、次世代のエネルギー資源として、水素エネルギーが最も実現性のあるものとして注目されている。水素を利用した燃料電池は、主な温室効果ガスであるCO2を大気中に放出しないことから、炭素循環社会において非常に重要な役割を担っている。そういった現状から、従来の資源からの脱却と水素社会を形成するために、水素獲得方法やその認知が浸透していくことが重要となる。そこで、令和4年に発行された中学校理科の教科書の記載箇所における記述・学習内容を調査し、その中で水素生成やその活用方法等がどのように扱われているかを調査した。調査の結果、本研究で対象とした中学校理科の教科書では、「電気分解」「燃料電池」の分野で記載されており、化学反応式や電気分解における実験方法、燃料電池の利用例等の内容で取り上げられていた。しかし、エネルギーとしての特徴や開発方法における課題といった内容が極端に少なく、探求的な学習へと繋がりにくいと思われる。そのため、エネルギーとしての水素について学び、現状の課題を理解し、エネルギーや技術・開発について関心を持つために、生徒が体感できる教材を製作することが必要であると考えている。}, pages = {41--47}, title = {中学校教科書における水素やエネルギー資源の取り扱いについて ―理科教科書の調査―}, volume = {129}, year = {2023}, yomi = {チョウナン, ユキヤス} }